40cm望遠鏡(ドーム内据付望遠鏡)について

現在、40cm望遠鏡を覗くことは限定的ながら可能です。 ただし、観望会中ずっと1天体のみのご案内としています。 わかりやすい1等星をいれたままにしてご案内する態勢です。 他の天体や恒星(複数)は、2Fバルコニーに展開しま … “40cm望遠鏡(ドーム内据付望遠鏡)について” の続きを読む

現在、40cm望遠鏡を覗くことは限定的ながら可能です。

ただし、観望会中ずっと1天体のみのご案内としています。 わかりやすい1等星をいれたままにしてご案内する態勢です。
他の天体や恒星(複数)は、2Fバルコニーに展開します双眼鏡や望遠鏡でご案内させていただいております。

40cm望遠鏡を中心とした従来の観望会スタイルは早くても来週以降です、と申し上げたいところ、制御のためのPCについてハードウェア・ソフトウェアともにまったくのめどが立っていないため、残念ながら正確な再開時期は未定と申し上げさせていただいております。

昼間の見学はご案内する余裕がないためご容赦いただいております。

修理、この文章作成、対応、すべて天文指導員ひとりしかできる者がおらず、休みを削って最優先で行っておりますものの、なにもかもとても間に合いません。 ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

少し技術的な顛末は以下となります。


以下、顛末です。

5/2 制御PC故障判明、手動対応 観望会での待ち時間が膨らむ
→ 観望会終了後、Windows2000の制御PCが起動しないことから、徹夜で分解整備、清掃、CMOSバッテリ交換その他を実施。PCがBIOSから起動できないままの状態を確認、代替機の準備にかかる。
・代替機A(Core2Duo)、なんらかのLinuxをホストに仮想環境ゲストとしてWindows2000を入れ利用することを計画。ところがAも起動があやしく、同様に分解整備を行ったところBIOSが蒸発?しているらしいことが判明。
・代替機B(Core i7、Windows10、シリアルポート付き!) に直接、制御ソフト群を入れた。windows2000ではないものの正常にインストールできた。 なにがしかの信号は望遠鏡に伝わるものの、アプリケーションとの接続がうまくいっていないのか、最終目標の自動導入ができない。

5/3 制御PCなどを分解したままのため、安全と保安のため、徹夜明けでスタッフが体調を崩し40cmドームはご案内せず
・代替機C(Celeron)、すでにLinuxを入れて使っていたもの。もともとWindows2000が入っていたらしい端末ということでバックアップののち、OSインストールには成功、しかしディスプレイドライバがなく16色表示。 非常に懐かしい画面。 現在フルカラー表示可能にするドライバをネットで捜索中(Linuxでは綺麗に動いていたため色の表示はできることを確認済み)。 Windows2000機をネットワークにはセキュリティ上、繋げられないため、別のPCで行っている。 ゆすったり衝撃が加わったりと何かの拍子にいきなり再起動がかかる。もともとワークステーションだったらしいが、20年近くたっており不安定。

5/4 観望会では望遠鏡をアークトゥルスに固定しこれを見ていただいた

「ご意見への対応」に追われる
IDE接続アダプタをお借りし、故障PCからHDDのレスキューに成功、ただ設定ファイルが上手く引き継がれてはいない模様

5/5 こちらを作成中
「ご意見への対応」、報告書の作成着手(各プロセスの写真あり)
引き続き、試行錯誤予定
一部制御アプリケーションが代替機C(Windows2000)にインストールできないトラブル発生中

5/6 観望会はもともと予定していません
引き続き、試行錯誤予定

5/7 メーカー問い合わせ予定